1. 不動産買取.comトップページ
  2. 不動産買取コラム
  3. 家の売却相場はあらゆる状況によって変動するので注意しておこう

家の売却相場はあらゆる状況によって変動するので
注意しておこう

2020/11/30

自宅を売却するときに気をつけておきたいのが売却相場です。

家の売却相場は常に変動をしているので、タイミングが悪いと予想よりも安い金額になってしまうので注意が必要です。
どのような理由で家の価格は変動するのか、理解しておくと住宅を売る適切なタイミングを把握できます。

特に物件の取引価格に影響する築年数・土地の状態・買取方法・立地は重要な要素なので内容を理解しておきましょう。

家本体の価格は築年数が影響する

住宅を売却するときには、築年数により価格変動に注意しておきましょう。

築年数は住宅を建築してから、どれくらいの月日が経過しているのかを表す数値です。住宅を建築してから月日が経過するごとに建物本体の価格は徐々に下落します。

具体的な買取相場ですが、21年から25年ほど経過した住宅は、建物本体の価値がほとんどない状態まで落ちます。
また建物価格は建築して徐々に下落していき、5年目になると70%くらいの価格まで下落するので注意が必要です。16年から20年くらいなら、建物価格は20%以下くらいまで減少するので、家を売るのなら早期売却を考えましょう。

特に築10年までの相場は下落スピードがあって、新築のときの約50%くらいまで価値が減少します。

土地の状態によって住宅の価値は変動する

住宅を建築するときに利用する土地は、形状によって価格が大きく変動します。

例えば狭小地は土地面積が小さく、建築できる住宅が限定されます。そのため汎用性に欠けるため、安価な金額で取引される傾向があるので注意しておきましょう。
広い土地は良い価格で取引されることが多いです。土地が広いと建物の選択肢も増える、拡張性などもあることから資産的価値が高く人気があります。さらに土地は状態によっても家の買取価格に大きく影響するので気をつけましょう。

例えば地盤がしっかりしている土地なら高く評価されるので、住宅の買取価格も高めです。地盤が緩い土地だと地盤改良工事などをする必要があるため、物件の買取価格もやや安くなってしまいます。

仲介と買取によって価格は変動する

築年数や土地の形状によって家の価格は変動しますが、変動後の価格がそのまま住宅の売却価格になるわけではありません。
なぜなら家を売るときには不動産屋に手数料を支払う必要があるからです。

例えば仲介と呼ばれるサービスを利用して住宅を売却したとしましょう。仲介では不動産屋を利用して自身の住宅を売ってもらうことができます。
仲介では仲介手数料などがかかってしまうので、実際の住宅買取価格よりも安くなってしまいます。どれくらいの仲介手数料が取られるのかは不動産屋によって違うので、予め複数の不動産屋を回って調べておきましょう。

不動産屋では買取と呼ばれるサービスも行っています。

買取は直接不動産屋が買い取ってくれるサービスで即現金化ができるのが強みです。買取は早期売却ができるため便利なサービスですが、利用をする場合家の売却価格は相場の60%くらいになるので理解しておきましょう。
また不動産屋の実績やネットワークによっても買取相場は変動します。

立地も家の売却価格に影響する

立地は住宅の利便性の関係する要素です。そのため住宅を売却するときの価格に大きく関わります。

例えば都心にある物件は価値が非常に高く良い値段で売れます。理由は人口が多くお店や交通機関なども整っているので、生活がしやすいからです。
さらに近場にコンビニエンスストアがあるところや、スーパーマーケットがあるところも住宅の立地が良く高い金額で取引されます。
土地開発によって近場にショッピングモールができたときも周辺の土地は価格が上昇するので、結果的に住宅の買取価格も上がります。

現状を把握することが物件を高く売るためのコツ

住宅の価格は築年数や土地の状態・立地などによって大きく変動します。
そのため所有している住宅がどのような状態なのか、把握しておけば適切な金額で物件を売る事ができます。

また買取手段によっても値段は変動するので、物件の性質を知り適切な売り方を選択しましょう。