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不動産ニュース&トピックス

空家等を売却する場合の仲介売却と買取売却の価格差
(2015-06-12)
相続した空家や駐車場等を売却し譲渡税が発生する場合において、仲介と買取の価格差はどうなるでしょうか?
下記に一例をご紹介します。

◆例:相続した空家の売却(築30年)
1.仲介売出し価格  2,050万円の査定
2.買取査定価格   1,600万円の査定

1.仲介による売出しにより1,930万円で成約し6ヵ月後に現金化
経費(細かいものは除きます)
・仲介手数料   約 69万円
・譲渡税     約366万円
   手取額   約1,495万円

2.買取により1,600万円で直接売買し1ヵ月後に現金化
経費(細かいものは除きます)
・譲渡税     約304万円
   手取額   約1,296万円

査定時の価格差は450万円であるのに対して結果は199万円の価格差となりました。
これは査定価格に対する現実性と、仲介手数料の有無によるものです。
仲介査定と買取査定の違いは、仲介査定が願望的価格であるのに対して買取は現実的な契約価格である事です。
その他の違いとしては
①売却・現金化期間
  (買取では売出し期間が不要なのですぐに現金化が可能、手数料が不要)
②仲介では繁雑な手続きを買取は簡略化出来る
  (買取は広告期間や不特定多数の内覧を省略出来る、他人に知らせる必要がない)
③現況有姿の売買
  (買取は個人向けの売却ではないので修繕も不要、現状のまま売却が可能)

更に、売却までの期間と労力を金額に換算すると、価格差は上記以上に縮まるのではないでしょうか?
売却の際は表面的な願望価格に惑わされずに総合的な計算やスキームをご検討してみて下さい。

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