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地価LOOK、4期連続で全地区上昇・横ばいに
(2023-11-20)
国土交通省は11月17日、主要都市の「地価LOOKレポート」(2023年第3四半期)を公表しました。

調査対象は、東京圏35地区、大阪圏19地区、名古屋圏8地区、地方圏18地区の計80地区(そのうち住宅地23地区、商業地57地区)。

当期(23年7月1日~10月1日)の地価動向は、上昇が78地区(前回74地区)、横ばいが2地区(同6地区)で、下落は前期に引き続きゼロとなりました。景気の緩やかな回復に加え、マンション需要の堅調さ、店舗需要の回復が継続したことなどで、4期連続ですべての地区で上昇または横ばいとなりました。住宅地で23地区すべてが上昇したのは6期連続となりました。

用途別では、住宅地は上昇が23地区(同23地区)。
上昇率区分が「6%~」から「3~6%」に移行した地区が1ヵ所ありました。商業地では、上昇が55地区(同51地区)、横ばいが2地区(同6地区)で、店舗需要の回復に加え、東京都心部でのオフィス需要持ち直しがみられました。

圏域別では、東京圏が上昇33地区(同29地区)、横ばい2地区(同6地区)。大阪圏は全19地区、名古屋圏は全8地区の上昇が継続しました。地方圏についても全18地区の上昇が継続しています。