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賃貸住宅建設融資の金利を引き下げ、子育て世帯に向けて
(2024-09-10)
 先月30日、(独)住宅金融支援機構は「子育て世帯向け省エネ賃貸住宅建設融資」において一定の技術基準を満たす住宅を対象にした金利引き下げ制度を、10月1日に創設すると発表した。対象は同日の申し込み分から。

 金利引き下げ対象物件は「安心タイプ」「遮音タイプ」いずれかの技術基準を満たすものとする。
 「安心タイプ」とは、専有部分の床が段差のない構造、窓・サッシに転落防止に効果的な手すりを設けるなど4項目をクリアし、かつ、ドア・窓について防犯性の高い構造とするという防犯性にも配慮する必要がある。
 「遮音タイプ」は、床・壁両方の遮音性能を高める必要がある。

 金利引き下げ期間は当初15年間で、年間0.2%金利を引き下げる。長期優良住宅、またはZEH基準に適合する賃貸住宅を対象とした金利引き下げ(年0.2%)と合わせると、当初15年間、年0.4%の金利引き下げとなる。