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マンション査定で損をしないために事前に知っておきたい注意点・コツ

2019/10/30

マンションを売りたいという時にはまずはマンションの査定をしてもらう必要がありますが、どこで査定してもらっても同じと思っている人は少なくありません。

不動産会社によって査定額は異なり、場合によっては査定額に10%以上の差がでることも珍しいことではありません。マンション査定で損しないためにどのようなことを知っておく必要があるのかポイントを紹介していきます。

ポイント1.複数の業者に査定を依頼する

マンションの査定を不動産会社に依頼すると、業者によって査定額に大きな違いがあるケースも少なくありません。

これはそれぞれの業者によって得意不得意もありますし、基準なども異なるため生じることです。微差であればどこで行っても大差ないと言えるかもしれませんが、場合によっては査定額に10%以上の差が出ることも珍しくありません。

したがって、1つの業者だけではなく、複数の業者に査定を依頼することが必要になります。複数の業者に依頼することによって、そのマンションの何となくの相場も知ることが出来ますし、なぜその価格になるのか不動産会社に問うことが出来ます。こうしたコミュニケーションを取ることで、信頼できる不動産会社がどうか判断する事も出来るでしょう。

ポイント2.マンションの相場を事前に自分でも調べておく

マンション査定は複数の業者に依頼することが大切ですが、不動産会社も商売なので足元を見てくることがあります。

知識がないとそんなものかと受け入れてしまうことも多いですが、不動産会社に主導権を握られないために事前に自分でマンションの相場を調べておくことで主導権を握られずに交渉することが可能です。

しかし、自分でマンションの相場を調べるにはどうしたら良いのかと思う人もいるでしょう。方法は簡単で、近隣で似た物件があったら、過去にその物件がどれくらいの取引価格だったのかを調べるだけです。

不動産ポータルサイトでは販売価格のみの提示なので、実際に売れた価格を調べるためには「国土交通省の土地総合情報システム」の「不動産取引価格情報検索」を活用すると良いでしょう。

ポイント3.査定額をそのまま売却額にしない

マンションの査定をしてもらい、査定額が出るとそのままの価格で売却できると考えてしまう人がいます。

しかし、査定額をそのまま売却額として考えてはいけません。というのも、査定額と実際に売却できたときの金額には差が出ることがほとんどなのです。

なぜ査定額と実際に売却できたときの金額に差が出てしまうのかには様々な理由があります。例えば、値切り交渉が行われる場合もありますし、なかなか成約しない場合には値下げが必要になることもあるでしょう。

そのため査定額を聞いた際に、実際の売り出し価格がいくらになるのか確認しておくと良いのではないでしょうか。

ポイント4.査定額だけで業者を選ばないこと

マンション査定を複数の業者に依頼して、最も高い査定額を出した業者を選んでしまう人がいますが、査定額だけで選んでしまうのは良くありません。

というのも、自社を選んでほしいがために少々盛った金額を提示してくる不動産会社も中にはあるからです。

査定額だけではなく、信頼できる業者かどうかが重要になります。信頼できるかどうかの見極めポイントですが、まずは査定額の根拠が明確であることです。査定額の内容について詳細に説明できるかどうかは非常に重要なポイントです。

また、実績が豊富であることも重要でしょう。いくら査定額が高くても実績が悪ければ売れません。最後に売り出し価格の決め方が明確であることも大切です。根拠のある売り出し価格を出しているところはそれだけ売れる可能性が高くなるでしょう。

信頼できる不動産会社を探そう

今回紹介したように、マンションを売るときの査定は複数の業者に査定依頼をして、事前に自分でもマンションの相場を調べておく、査定額をそのまま鵜呑みにせず、それだけで業者を選ばないという4つのポイントをしっかりと押さえておくことが大切です。

金額の大きい取引になりますので、信頼できる不動産会社を探しましょう。