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不動産ニュース&トピックス

マンション募集家賃、首都圏の上昇目立つ
(2021-12-22)
アットホーム(株)は22日、同社の不動産情報ネットワークにおける「全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」(2021年11月)を発表した。入居者が1ヵ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」と定義して調査。調査対象は、首都圏(東京23区、都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市の9エリア。

賃貸マンションの平均募集家賃の前年同月比上昇率トップは、30平方メートル以下(シングル向き)が「福岡県」(前年同月比2.4%上昇、平均家賃4万9,758円)、30~50平方メートル(カップル向き)が「千葉県」(同4.1%上昇、同7万8,082円)、50~70平方メートル(ファミリー向き)が「神奈川県」(同3.3%上昇、同10万9,914円)、70平方メートル超(大型ファミリー向き)が「東京都下」(同11.4%上昇、同15万8,917円)。

全面積帯でトップ3に東京都下と神奈川県がランクインし、首都圏エリアの上昇が目立った。一方で、東京23区のシングル向き、カップル向きは20年初旬から下落傾向が継続している。
大型ファミリー向きマンションは上昇率が大きく、9エリア中5エリア(東京23区、東京都下、埼玉県、千葉県、大阪市)が15年以降最高値を更新した。

賃貸アパートの上昇率トップは、シングル向きが「福岡市」(同4.4%上昇、同4万338円)、カップル向きが「神奈川県」(同3.7%上昇、同7万1,433円)、ファミリー向きが「大阪市」(同7.6%上昇、同10万3,874円)。

東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県、福岡市は全面積帯で前年同月を上回った。神奈川県は、全面積帯が15年以降最高値を更新した。